2026年6月5日
冷房疲れが気になる夏に|からだを冷やしすぎない暮らしの工夫

暑い日が続くと、私たちの暮らしに欠かせなくなるのが冷房です。

 

熱中症を防ぐためにも、室内を涼しく保つことはとても大切です。

一方で、冷房のきいた部屋に長くいると、

「なんとなくだるい」

「手足やお腹まわりが冷える」

「夏なのにからだが重く感じる」

 

そんな違和感を感じることはありませんか。

それはいわゆる「冷房疲れ」と呼ばれる状態かもしれません。

冷房疲れは、冷房そのものが悪いということではありません。

涼しい室内と暑い屋外の温度差や、冷たい風に長く当たり続けることによって、からだが体温調節に疲れてしまう状態です。

大切なのは、冷房を我慢することではなく、冷やしすぎないように上手につき合うこと。

今回は、夏を心地よく過ごすために意識したい、冷房との付き合い方や暮らしの工夫をご紹介します。

 

 

冷房疲れはなぜ起こるのでしょうか

私たちのからだは、暑さや寒さに合わせて体温を調節しています。

暑い屋外から冷房のきいた室内へ入ったり、また外へ出たりすることを繰り返すと、からだはそのたびに温度差へ対応しようとします。

そのため、冷房のきいた場所で長時間過ごした日や、屋内外の温度差が大きい日は、だるさや冷え、胃腸まわりの違和感などを感じる方もいます。

 

冷房疲れで見られやすいサインとしては、

 

  • からだが重く感じる
  • 疲れやすい
  • 手足やお腹まわりが冷えやすい
  • 肩や首まわりがこわばりやすい
  • さっぱりしたものばかり選びたくなる
  • 夜に眠りにくいと感じる

 

などがあります。

 

これらの不調にはさまざまな原因があります。強く不調が続く場合や、日常生活に支障がある場合は、無理をせず医療機関に相談してください。

 

 

冷房は「我慢」ではなく「調整」が大切

冷房疲れが気になるからといって、暑い日に冷房を使わず我慢することはおすすめできません。

夏は室内でも熱中症のリスクがあります。

 

大切なのは、冷房を避けることではなく、冷やしすぎない使い方を意識することです。

エアコンの設定温度は、一般的に25〜28℃が目安とされていますが、体感温度は人によって異なります。

ポイントは、数字だけにとらわれず、「寒い」と感じたらエアコンを一度止めるなど室内環境に整えることです。

 

また、風が直接からだに当たると体温が奪われやすいです。

風向きを調整したり、サーキュレーターで空気を循環させたりして、冷気が一か所にたまらないようにしましょう。

 

オフィスや外出先など、自分で温度調整がしにくい場所では、薄手の羽織りもの、ストール、ひざ掛け、靴下などを用意しておくと安心です。

 

 

内側から冷やしすぎない食べ方を

夏は、冷たい飲み物や麺類、アイスなどが恋しくなる季節です。

もちろん、暑い日に冷たいものを楽しむのも夏の楽しみのひとつ。

ただ、冷房のきいた室内で冷たいものばかりを摂っていると、からだの外側だけでなく内側からも冷えやすくなります。

 

冷房疲れが気になるときは、温かいお茶やスープ、味噌汁などを日々の食事に取り入れてみましょう。

生姜、ねぎ、味噌、発酵食品など、からだをいたわる食材を上手に使うのもおすすめです。

発酵食品や食物繊維を含む食材を、毎日の食事に無理なく取り入れてみるのもおすすめです。

 

夏のからだは、暑さで疲れているように見えて、冷房や冷たい飲食物で思った以上に冷えていることがあります。

まずは「温かいものをひとつ足す」くらいの小さな意識から始めてみませんか。

 

welalaが大切にしている麹や発酵のある暮らしも、特別なことではありません。

いつもの食事に発酵食品や発酵調味料を取り入れることで、毎日の食事の中でからだをやさしく整える選択肢が広がります。

 

 

座りっぱなしの時間に、小さな動きで小休憩を

冷房のきいた部屋で長時間座っていると、足元が冷えやすくなります。

冷たい空気は下にたまりやすく、足先は心臓から遠いため、冷えを感じやすい部分です。

仕事中や家で過ごす時間にも、少しだけからだを動かしてみましょう。

 

たとえば、

  • 1時間に一度は立ち上がる
  • 軽く伸びをする
  • つま先とかかとを交互に上げ下げする
  • 座ったまま足首を回す
  • 近くまで少し歩く

といった小さな動きでも十分です。

 

大きな運動をしようとすると続けにくいものですが、暮らしの中の小さな動きなら無理なく取り入れられます。

階段を少し使う。

近くまで歩く。

朝の涼しい時間に散歩する。

 

そんな小さな積み重ねが、夏を心地よく過ごす工夫になります。

夏こそ、湯船でゆるめる時間を

暑い日はシャワーだけで済ませたくなることもあります。

でも、冷房疲れが気になるときこそ、ぬるめのお湯にゆっくり浸かる時間をつくってみてください。

熱すぎるお湯に長く入る必要はありません。少しぬるいと感じるくらいのお湯で、深呼吸しながらからだの力を抜く。

一日の終わりにからだを温める時間は、冷房でこわばったからだをゆるめるだけでなく、気持ちを切り替えるきっかけにもなります。

 

入浴前後には水分補給を忘れず、無理のない範囲で行いましょう。

 

 

冷房と上手につき合う、夏のセルフケア

冷房疲れを防ぐために大切なのは、特別なケアを一度だけ行うことではありません。

毎日の中で、からだの声に気づき、少しずつ整えることです。

 

たとえば、

  • 室温を寒く感じない温度に調整する
  • 風が直接からだに当たらないようにする
  • 外出先では羽織りものや靴下で体温調整できるようにする
  • 温かい飲み物や発酵食品を取り入れる
  • こまめに立つ、歩く、伸びをする
  • 夜はぬるめのお湯に浸かる時間をつくる

 

夏の冷房は、私たちの暮らしを守ってくれる大切なものです。

だからこそ、からだを冷やしすぎない工夫をしながら、無理なく心地よく使っていきたいですね。

 

冷房の効いた部屋で過ごす時間が長い日こそ、

温かいものを飲む。

足元を冷やさない。

湯船に浸かる。

 

そんな小さな習慣が、夏のからだをやさしく支えてくれます。

 

welalaは、麹や発酵のある暮らしを通して、毎日の中に小さな心地よさを届けていきたいと考えています。

暑い季節も、自分のからだの声に耳を傾けながら、無理なく心地よい過ごし方を見つけてみてください。

参考文献

[1] オムロン ヘルスケア:夏の体調管理は『冷房病対策』から

[2] 大正健康ナビ:夏バテの原因は、自律神経の乱れ!?自律神経を整えよう

[3] 同友会グループ:夏は冷房病対策もしっかりと

[4] 心臓血管研究所付属病院:知っていますか『冷房病』熱中症とセットで気を付けましょう

 

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